オカリナは他の楽器と違い、「オカリナとはこの様なものだ」という基準があまりないようです。
素材、大きさ、重さ、形、穴、歌口等、製作者によって様々に作られそれぞれ個性があるようです。

オカリナの種類だけでなく、同じ個体のオカリナでも吹く人によって奏でる音色が違ったり、
このオカリナは「吹きやすい」、このオカリナは「吹きにくい」と感想が異なることがあるようです。

当工房オカリナの作り手の私が、「吹きやすい」ですというのは、自分によって吹きやすいオカリナを作っているから当然のことです。では、当工房のオカリナを吹いた方の評価はどうでしょうか?多くの皆さんに吹いていただき、その意見を参考に誰でも吹きやすいオカリナを作るようにしています。

当工房のAC管は低中音〜高音「レ」までは音色・響きのバランスは良く、息の入れ方も自然です。 高音ミ・ファは少し胸に引き付けて吹くと音色の落差もなく伸びも十分あります。引き付ける角度やオカリナに入れる息の量は、チューナー等で最適な所をご確認ください。

最初のうちは、指穴の位置の微妙な違和感や、若干音程のズレ等があったとしても、
とにかく吹いて、そのオカリナに慣れることで間違いなく解決します。
あなたがオカリナに慣れてくる頃には、さらに音色も良くなってくるでしょう。

長野県松本市松原57-20
営業時間/9:00〜18:00